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私たちが普段接してる水は、冷やして固まると氷とよび、液体のものは「水」であり、温度が高くなると湯(ゆ)と呼び、気体になると湯気や水蒸気と呼びます。化学的には化学式 H2O で表されます。私たち人間にとって、もっと密接で生存する上で重要なものではないでしょうか。 |
貴重な飲料水
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地球の水は、生命体の存続や熱の循環に重要な役割を担っています。その97%が海水であり、3%が淡水です。淡水のうちほとんどが、氷河として存在しています。氷河を除く淡水のうち、私たちが飲料水として利用できるものはかなり限られています。 |
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位置 |
淡水湖 |
河川水 |
地下水浅 |
地下水深 |
土壌水 |
氷河 |
大気 |
塩水湖 |
海洋 |
存在比 (%) |
0.009 |
0.0001 |
0.31 |
0.31 |
0.005 |
2.15 |
0.001 |
0.008 |
97.2 |
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水スケッチ
〜 バックナンバー 〜
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水と私たちとの深い関係 |
私たちに知られているすべての生命体にとって、水は不可欠な物質であり、生物体を構成する物質の中で、もっとも多くを占めてます。生物体の質量の約70〜80%が水であり、人間においても60〜70%が水で構成されています。人間の体重の60%を占める水のうち45%までが、細胞内にある水で、残り15%が、血液・リンパ液など細胞の外にある水です。この体液が生命の維持のために、重要な役割を果たします。
私たちが一日に排出される水の量は、2,300mLほど(成人男性が安静にした状態)ですので、1日に必要な水の量は2,300mLです。
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日本の家庭の使用量も他の先進諸国と同様、最も高い部類に属してます。日本での使用状況の一例として東京の家庭でのそれを挙げると、1日で1人あたり242Lの水を使用。(2005年現在、東京都水道局調べ)。内訳は、28%トイレ、24%風呂、23%炊事、17%洗濯となっています(2002年、東京都水道局調べ) 。 |
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